第1回・HTML5について
HTML5とは
- HTMLはWebページを作るための言語。
ここ数年でプログラミングに関してはエンジニア職以外の方にも浸透してきているとも思います。
そのためHTMLと言うのがどういうものなのか?というのも既知の方が多いかと思います。
ここでは今一度、HTMLとは何ぞや?という事を簡単に説明させて頂きます。
- HTMLはWebページを作るための言語
HTMLとはHyperText Markup Languageという言語で2019年現在バージョンは5.2となっています。
広い意味でHTML5と言ったら現在の最新のバージョンを含めると考えて下さい。※もしバージョンが6以上になったら新しく呼び方が変わるかも知れません。
HTMLはマークアップ言語と言われており、コンピュータ上で文章構成や画像、視覚効果等を記述するための言語です。
もう少し詳しく言うと記述ルールに乗っ取って文章を記述する事でコンピュータ上で太字だったり、強調したり画像を表示したり出来るようにする事が出来る言語なのです。
さらなる詳細はWikipedia等に譲るとして、ここではWebページを作るための言語程度に覚えておいてください。
- HTML5になって動きのあるWebページが作りやすくなった。
さて、そのHTMLなのですが現在のバージョンでは昔のHTMLでは面倒だったメディア周りの操作が格段としやすくなっています。
そのため従来よりもWebページが作りやすいようになっていて特に次に記述するCSSとJavascriptを使い表現分野の役割分担も進んでいます。
昔からJavascriptを使ったゲームやWebページは多数あったのですが、とても作りやすくなって来ています。
HTMLを昔から使っている人からすれば機能追加によって劇的に変わったと感じる方もいらっしゃることでしょう。
- HTML5はHTML+CSS+Javascriptを駆使したもの。
HTML5は上記タイトル通り、HTMLとCSS、Javascriptを駆使したものになっています。
HTMLではWeb上で何を配置するか、どんな構成で文章を書くか等の構造的を定義します。
お店で言えばHTMLは塗装も何もされていないお店がそこにあるようなものだと思って下さい。
次にCSSはHTMLで定義されている各構造に対してどんなデザインで表示させるかが定義出来ます。
塗装や飾りつけ、まさにお店の空間デザインを担当するものだと考えて下さい。
最後にJavascriptですが、こちらは動きがあるものを定義します。
例えばクリックしたときにどんなアクションを起こすかなどです。
出来上がった店舗に対して従業員を配置して、その役割に応じてどう行動するかなどを決めると思って下さい。
つまりHTMLで骨組みを作り、CSSでデザインして、Javascriptで動かす、動きを付けるという事になります。
- 次回は。
次回はWebサイトとWebゲームの違いを書きたいと思います。